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人文・思想・社会の人気本ランキング
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人文・思想・社会の人気本ランキング 第1位
本タイトル:おくのほそ道
本タイトルカナ:オクノホソミチ
著者名:久富 哲雄
出版社名:講談社
発売日:1980年01月08日頃
『おくのほそ道』は、松尾芭蕉という不世出の俳諧師が全才能を傾けて執筆し、推敲を重ねた結果生まれた、日本の紀行文中最高の傑作である。
病身な芭蕉は、江戸、奥羽、北陸の人跡まれな地方を歩き、百五十日、六百里の苦しい旅を続けながら独特の芸術観を確立した。
「枯淡な味わいも、優美な趣も、たくましさも、はかなげなものも(素龍の跋文)」渾然と秘めた『おくのほそ道』を読んで、芭蕉のきたえられた高い詩魂を汲みとっていただきたい。
1 漂泊の思い
2 旅立ち
3 草加
4 室の八島
5 仏五左衛門
6 日光山
7 那須野
8 黒羽
9 雲巌寺
10 殺生石・遊行柳
11 白河の関
12 須賀川
13 安積(あさか)山・信夫(しのぶ)の里
14 飯塚の里
15 笠島
16 武隈の松
17 宮城野
18 壺の碑(いしぶみ)
19 末の松山・塩竈(がま)の浦
20 塩竈明神
21 松島
22 瑞巌寺
23 石巻
24 平泉
25 尿(しと)前の関
26 尾花沢
27 立石寺
28 最上川
29 出羽三山
30 鶴岡・酒田
31 象潟(きさがた)
32 越後路
33 市振
34 那古
35 金沢
36 小松
37 那谷(なた)寺
38 山中温泉
39 全昌寺
40 汐(しお)越の松・天龍寺・永平寺
41 福井
42 敦賀
43 色の浜
44 大垣
45 素龍の跋文
解説
人文・思想・社会の人気本ランキング 第2位
本タイトル:西国立志編
本タイトルカナ:サイゴクリッシヘン
著者名:サミュエル・スマイルズ/中村 正直
出版社名:講談社
発売日:1981年01月
原著『自助論(セルフ・ヘルプ)』は、世界10数ヵ国語に訳されたベストセラーの書。
日本では明治4年、『西国立志編』として中村正直により翻訳刊行された。
「天は自ら助くる者を助く」という独立独行の精神を思想的根幹とした、欧米史上有名な300余人の成功立志談である。
この自助精神は、近代国家と資本主義の形成期にあって、新しい日本と自分の前途に不安を抱いていた多くの青少年に希望の光明を与えた。
福沢諭吉の『学問のすゝめ』と共に、明治の2大啓蒙書。
●第1編 邦国および人民のみずから助くることを論ず
・1 みずから助くるの精神
・2 人民は法度の本
・3 国政は人民の光の返照なり ほか
●第2編 新機器を発明創造する人を論ず
・1 英国の人民、職事に勉強すること
・2 労苦の工場は、「学校の最も善きもの」と称すべし
・3 ヒュー・ミラー、工事練習の益を論ず ほか
●第3編 陶工三大家、すなわちパリッシー、ベットガー、ウェッジウッド
・1 フローレンスの人ルカ、その業を勉むること
・2 ベルナルド・パリッシー
・3 ベットガーのこと
・4 ジョサイア・ウェッジウッド ほか
●第4編 勤勉して心を用うること、および恒久に耐えて業をなすことを論ず
・1 大功業は、平常なる工夫によりて得られるべし
・2 福運は勤勉の人に従う、ならびに英才の説
・3 ニュートン、ケプラー、みずからその学問をなせし工夫を語る ほか
●第5編 幇助、すなわち機会を論ず、ならびに芸業を勉修することを論ず
・1 大功効は、偶然撞着(ぐうぜんどうちゃく)して得るものにあらず
・2 大人(たいじん)は小事を藐忽(びょうこつ)せず
・3 ニュートンおよびヤングの発明は、偶然と称しがたし ほか
●第6編 芸業を勉修する人を論ず
・1 天才ありといえども、必ず勉強の力を要す
・2 芸を好むものは、利のためにするにあらず
・3 ミケランジェロ、清廉淡薄(せいれんたんぱく)にして、彫像学を勉むること ほか
●第7編 貴爵の家を創めたる人を論ず
・1 古(いにしえ)は尊貴の族、今は多くの平民に混ずること
・2 現存する貴爵の家、多く商賈(しょうこ)より起こりしこと
・3 リチャード・フォーリー、釘を造ることの秘を探らんと欲し、艱難(かんなん)を冒せしこと ほか
●第8編 剛毅を論ず
・1 人の品性は、小事の中に著し、鎚を揮(ふる)うの力
・2 剛毅の心志
・3 人、つとに事業に志を立つべし ほか
●第9編 職事を務むる人を論ず
・1 事務の境界、狭小ならず
・2 職業の
人文・思想・社会の人気本ランキング 第3位
本タイトル:資本論入門
本タイトルカナ:シホンロンニュウモン
著者名:宇野 弘蔵/桜井 毅/蟹江 征治
出版社名:講談社
発売日:1977年06月08日頃
日本のマルクス経済学研究の最高峰に位置する著者の業績は、宇野経済学の名の下に、科学とイデオロギーの峻別、原理論・段階論・現状分析の三段階論の方法、『資本論』の独自な解釈、などの特色をもつ体系として結実した。
このマルクス経済学の泰斗が、『資本論』の構成と内容を論じた本書は、単なる解説的入門書ではなく、創造的研究に基づいてその解明を試みたものであり、『資本論』を深く学ぼうとする人にとって不可欠の名著である。
1 『資本論』の出るまで
2 『資本論』第一巻の解説
1 商品・貨幣の形態規定
2 貨幣の資本への転化
3 資本の生産過程
4 労働力の価値(または価格)の労働賃銀への転化
5 資本の蓄積過程
3 『資本論』の構成
1 第一巻の構成
2 第二巻の対象と構成
3 第三巻の対象と構成
人文・思想・社会の人気本ランキング 第4位
本タイトル:人生地理学(5)
本タイトルカナ:ジンセイ チリガク
著者名:牧口常三郎
出版社名:聖教新聞社
発売日:1980年01月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第5位
本タイトル:徒然草(三)
本タイトルカナ:ツレヅレグサ3クサ
著者名:三木 紀人
出版社名:講談社
発売日:1982年05月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第6位
本タイトル:八宗綱要
本タイトルカナ:ハッシュウコウヨウ
著者名:凝然 大徳/鎌田 茂雄
出版社名:講談社
発売日:1981年10月
仏教の教理を本格的に知ろうとする人のために、もっとも適切な案内書は鎌倉時代の擬然の『八宗綱要』である。
八宗(倶舎宗・成実宗・律宗・法相宗・三論集・天台宗・華厳宗・真言宗)の教理が簡潔に説かれており、仏教各宗の教理の大要を簡単に知ることができるからである。
本書は『八宗綱要』の原文の1つ1つに忠実に全注釈を加えたもので、仏教学の大要を知りたい方は訳文だけでも読んでいただければ幸いである。
(著者まえがきより)
●序章
1 仏教の法門
2 仏教の歴史
●第1章 倶舎宗(ぐしゃしゅう)
1 倶舎宗の宗名
2 倶舎論の成立
3 倶舎論の翻訳
4 倶舎論と有部との関係
5 倶舎論の根本学説
6 倶舎論の組織
7 五位七十五法──諸法の分類
8 修行の階位
9 我空法有(がくうほうう)
●第2章 成実宗(じょうじつしゅう)
1 成実宗の宗名
2 成実宗の歴史
3 成実宗は小乗か大乗か
4 断惑と修行の階位
5 成実宗の教義
●第3章 律宗
1 律宗の宗名と諸律の成立
2 四分律宗の歴史
●第4章 法相宗(ほっそうしゅう)
1 法相宗の宗名
2 法相宗の経論
3 法相宗の歴史
4 三時教判
5 三乗と五性
6 三乗の修行と得果
7 諸法の分類──五位百法
8 三科と百法
9 五重唯識
10 四分説
11 三性三無性
12 転識得智(てんじきとくち)
13 五法と三身
14 結言
●第5章 三論宗
1 三論宗の宗名
2 三論宗の経論
3 三論宗の教義──破邪顕正(はじゃけんしょう)
4 真俗二諦(しんぞくにたい)
5 成仏論
6 教理論
7 三論宗の教判
8 三論宗の歴史
●第6章 天台宗
1 天台宗の宗名と経論
2 天台宗の歴史
3 五時八教
4 一心三観と四種三昧
●第7章 華厳宗
1 華厳宗の宗名
2 華厳宗の種類と翻訳
3 華厳宗の歴史と祖師
4 五教十宗の教判
●第8章 真言宗
1 真言宗の宗名
2 真言宗の歴史
3 真言宗の教判
4 金胎両部(こんたいりょうぶ)
5 六大無礙(ろくだいむげ)
6 四種法身(ししゅほっしん)
7 顕教と密教
●付章 禅と浄土
1 禅宗
2 浄土教
3 結言
人文・思想・社会の人気本ランキング 第7位
本タイトル:法華経 中
本タイトルカナ:ホケキョウ2
著者名:坂本 幸男/岩本 裕
出版社名:岩波書店
発売日:1976年11月16日頃
目 次 凡 例 妙法蓮華経/巻第三/化城喩品第七 正しい教えの白蓮 七 前世の因縁 妙法蓮華経/巻第四/五百弟子受記品第八 正しい教えの白蓮 八 五百人の僧に対する予言 妙法蓮華経/巻第四/授学・無学人記品第九 正しい教えの白蓮 九 アーナンダとラーフラの二人および二千人の僧に対する予言 妙法蓮華経/巻第四/法師品第十 正しい教えの白蓮 一〇 教えを説く者 妙法蓮華経/巻第四/見宝塔品第十一 正しい教えの白蓮 一一 塔の出現 妙法蓮華経/巻第五/提婆達多品第十二 妙法蓮華経/巻第五/勧持品第十三 正しい教えの白蓮 一二 絶えざる努力 妙法蓮華経/巻第五/安楽行品第十四 正しい教えの白蓮 一三 安楽な生活 妙法蓮華経/巻第五/従地涌出品第十五 正しい教えの白蓮 一四 求法者たちが大地の割れ目から出現した 訳注『妙法蓮華経』注 訳注『正しい教えの白蓮』注
人文・思想・社会の人気本ランキング 第8位
本タイトル:図説民俗探訪事典
本タイトルカナ:ズセツ ミンゾク タンボウ ジテン
著者名:大島暁雄
出版社名:山川出版社(千代田区)
発売日:1983年04月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第9位
本タイトル:泰治が歩く
本タイトルカナ:タイジガアルク
著者名:原田 泰治/原田 武雄
出版社名:講談社
発売日:1983年10月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第10位
本タイトル:善悪の彼岸
本タイトルカナ:ゼンアクノヒガン
著者名:ニーチェ,F.W./木場 深定
出版社名:岩波書店
発売日:1970年04月16日頃
序 言 第一章 哲学者たちの先入見について 第二章 自由な精神 第三章 宗教的なもの 第四章 箴言と間奏 第五章 道徳の自然誌のために 第六章 われら学者たち 第七章 われわれの徳 第八章 民族と祖国 第九章 高貴とは何か 高き山々より──後歌 訳者あとがき
人文・思想・社会の人気本ランキング 第11位
本タイトル:芭蕉紀行文集
本タイトルカナ:バショウキコウブンシュウ
本サブタイトル:付 嵯峨日記
著者名:松尾 芭蕉/中村 俊定
出版社名:岩波書店
発売日:1971年11月16日頃
人文・思想・社会の人気本ランキング 第12位
本タイトル:こどものゆめ
本タイトルカナ:コドモノユメ
著者名:いわさき ちひろ
出版社名:講談社
発売日:1984年05月29日頃
人文・思想・社会の人気本ランキング 第13位
本タイトル:セロ弾きのゴーシュ
本タイトルカナ:セロヒキ ノ ゴーシュ
本サブタイトル:映画編
著者名:アニメ-ジュ編集部
出版社名:徳間書店
発売日:1982年12月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第14位
本タイトル:あかちゃん
本タイトルカナ:アカチャン
著者名:いわさき ちひろ
出版社名:講談社
発売日:1984年11月22日頃
人文・思想・社会の人気本ランキング 第15位
本タイトル:飯待つ間
本タイトルカナ:メシマツマ
本サブタイトル:正岡子規随筆選
著者名:正岡 子規/阿部 昭
出版社名:岩波書店
発売日:1985年03月18日頃
人文・思想・社会の人気本ランキング 第16位
本タイトル:参禅入門
本タイトルカナ:サンゼンニュウモン
著者名:大森 曹玄
出版社名:講談社
発売日:1986年01月
禅には理論や思想なども必要であるが、“体験の宗教”であるから実践的には直接正師につくことが第一であり、書物ならば体験にもとづく手びき書こそ最も重要であろう。
本書は、ある禅界消息通の師家(しけ)が、私のすすめる禅の本を列挙した、その筆頭に掲げられたもので、著者自らの「修道の記録」が理路整然と体系化され、先達の書物に照らしながら、参禅の方法と心構えが懇切丁寧かつ具体的に記された最良の指南書といえる。
(「解説」より)
1 人はなぜ坐禅をするのか
1.真実の自己を知る
2.いま・ここ・われ
2 坐禅の目標
1.坐禅の種類
2.誤った目標
3.坐禅とは
4.坐と禅の四つの関係
3 どうして坐ればよいか
1.坐る前の準備
2.坐の体験
4 坐中の注意
1.腹に力を入れることの可否
2.無念無想ということ
3.坐禅の方向
4.どのくらい坐ればいいか
5.長く続けること
6.師をえらぶ
7.魔境について
8.坐を起つには
9.動中の工夫
10.せぬときの坐禅
11.三昧と執着
12.大いに坐れ
13.臨済と曹洞
14.修と証
15.禅会のこと
5 どんな効用があるか
1.生理的効果
2.生死悠々
3.坐亡
4.日々これ好日
5.遊戯三昧
6.独坐大雄峰
7.歩々清風起こる
8.受けて立つ
9.音もせできて
10.不生
11.地獄で待つ
6 坐禅和讃
人文・思想・社会の人気本ランキング 第17位
本タイトル:和漢三才図会(3)
本タイトルカナ:ワカン サンサイ ズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1986年04月
江戸中期,大阪の医師寺島良安が,中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ,わが国初の図入り百科事典。
原典の全図を収録し,口語訳したうえ,注を付した。
本巻には巻11から14まで,経絡,人体,異民族を収める。
巻末には全体解説の後篇を付した。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第18位
本タイトル:宮沢賢治全集(2)
本タイトルカナ:ミヤザワ ケンジ ゼンシュウ
著者名:宮沢賢治
出版社名:筑摩書房
発売日:1986年04月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第19位
本タイトル:和漢三才図会(4)
本タイトルカナ:ワカン サンサイ ズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1986年07月
江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。
原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。
本巻には巻15〜22、技芸、芸能、神仏具、兵器、刑罰具など。
書道や和歌はとくに詳しい。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第20位
本タイトル:江漢西遊日記
本タイトルカナ:コウカンサイユウニツキ
著者名:司馬江漢/芳賀徹
出版社名:平凡社
発売日:1986年10月
田沼期日本のもっとも面白い知識人の一人、画家司馬江漢が書き残してくれた、同時代の日本体験記。
長崎出島潜入、捕鯨の島生月での見聞、往復道中の庶民生活など、愉快で皮肉で赤裸々なワンダーフォーゲルの紀行の傑作。
自筆本を全挿図と共に忠実に翻刻。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第21位
本タイトル:和漢三才図会(5)
本タイトルカナ:ワカンサンサイズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1986年11月
人文・思想・社会の人気本ランキング 第22位
本タイトル:和漢三才図会(6)
本タイトルカナ:ワカン サンサイ ズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1987年03月
江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻(おうき)の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。
原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。
本巻には巻37〜44、家畜、獣、鼠、鳥類を収める。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第23位
本タイトル:和漢三才図会(7)
本タイトルカナ:ワカン サンサイ ズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1987年07月
江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。
原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。
本巻には巻45〜54、竜蛇・甲貝・魚・虫を収める。
身近な魚や虫たちの挿図は、正確で楽しい。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第24位
本タイトル:父岸田劉生
本タイトルカナ:チチ キシダ リュウセイ
著者名:岸田麗子
出版社名:中央公論新社
発売日:1987年10月
劉生の画業のなかで、麗子像の占める位置はきわめて高い。
最も身近に接して育った娘が、画家劉生の人と仕事を、私情に溺れることなくつづる愛惜の記。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第25位
本タイトル:和漢三才図会(8)
本タイトルカナ:ワカン サンサイ ズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1987年11月01日頃
江戸中期、大阪の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。
原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。
本巻には巻55〜62の本まで、山・水・火、鉱砿物と中国地誌の一部(北京・南京・山東・山西)を収録。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第26位
本タイトル:和漢三才図会(9)
本タイトルカナ:ワカン サンサイ ズエ
著者名:寺島良安/島田勇雄
出版社名:平凡社
発売日:1988年03月
江戸中期、大坂の医師寺島良安が、中国明の王圻の『三才図会』にならって編んだ、わが国初の図入り百科事典。
原典の全図を収録し、口語訳したうえ、注を付した。
本巻には巻62の末〜65、中国(河南〜雲南11省)・アジア各国及び日本(陸奥・出羽)の地誌を収める。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第27位
本タイトル:藤村文明論集
本タイトルカナ:トウソンブンメイロンシュウ
著者名:島崎 藤村/十川 信介
出版社名:岩波書店
発売日:1988年07月18日頃
パリを始め海外諸都市の印象を語りつつ、それに照らして、江戸と明治を「十九世紀日本」として連続性で把え、内発的近代の可能性を提言した島崎藤村(1872-1943)の文明論集。
第一次世界大戦前後のフランスへの旅、晩年の南北アメリカ大陸への旅と二度にわたる外遊の旅行記を中心に文明論の核心をなすエッセイを精選。
江戸文化論の先駆。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第28位
本タイトル:忘れ残りの記
本タイトルカナ:ワスレノコリノキ
著者名:吉川 英治
出版社名:講談社
発売日:1989年03月24日頃
厳父の家業失敗により、著者は11歳で実社会に抛り出された。
以来、印章店の小僧、印刷工、給仕、小間物の行商、港の船具工など、幾多の職業を経験し、浮世の辛酸をなめ尽す。
幼いながら一家の大黒柱としての自覚、また逆境に芽生える思慕の情、隆盛期の横浜が少年の著者に投げかけた強い色彩ーーその波瀾に富んだ少年期を回想した四半自叙伝であり、吉川文学の原点でもある。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第29位
本タイトル:社会分業論(下)
本タイトルカナ:シャカイブンギョウロンゲ
著者名:エミール・デュルケム/井伊 玄太郎
出版社名:講談社
発売日:1989年05月08日頃
社会が大きくなり、密度を高めるのに正比例して、分業は必然的に発展する。
分業の進歩は、一方で激しい生存競争を引き起こし、また一方では競争者たちに共存の可能性を与えるであろう。
本書で、デュルケムは分業の原因を仔細に検討し、さらに分業の病理学的形態の分析を通して、社会的連帯の正しい発展方向を展望する。
道徳的秩序の確立、個人的人格の開花、闘争なき人類社会の創造…デュルケム社会学の実践的主題は、大きく深い。
人文・思想・社会の人気本ランキング 第30位
本タイトル:「近代の超克」論
本タイトルカナ:キンダイノチョウコクロン
著者名:廣松 渉
出版社名:講談社
発売日:1989年11月01日頃
座談会「近代の超克」は、昭和17年、各界知識人による“協力会議”を標榜して開かれた。
“伝説的に有名”なこの会議は、不毛な体制讃美に終わったのか、それとも日本思想の極北たり得たか? 著者は、西洋哲学の超克を志向した西田哲学本来の構えに立ち返り、高山(こうやま)・三木ら京都学派の「世界史の哲学」の役割と限界を剔抉(てっけつ)する。
近代知の対自化が課題とされる今日、本書の問いかけはいよいよ重い。
1 『文学界』誌上座談会にふれて
2 高坂正顯氏の所論を読み返す
3 『世界史の哲学』と大戦の合理化
4 戦時下「日本思想」批判の一里程
5 国家総動員体制と歴史の狡智
6 三木清の「時務の論理」と溢路
7 民族主義的「自己偽瞞」の絶唱
8 絶望の余焔と浪曼主義的自照
9 京都学派と世界史的統一理念
10 哲理と現実態との媒介の蹉跌
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